筑摩
【ちくま】ではなく【つかま】と読む
昭和の終わりまで我社の工場は、この松本市筑摩にあった。
我社の看板商品である肉厚大判油揚げ【筑摩あげ】はこれに由来する。
去年もこの話を書いたと思うが、大判油揚げを煮付けた物に辛子を塗って食べる『からしあげ』の日である。
去年の異常な早さでの完売劇を受け、今年は数量を増やしていただいた。
そして今年も順調に売れていった。
寒い中ずく出してお参りに来て、深々と冷える吹きさらしの社殿でお祓いを受け、お神酒をいただき粕汁をすする。
そしてこの日だけの油揚げを手土産に家に帰る。
いつでも食べようと思えば食べられる物がその日だけスペシャルで代えがたい物として扱われる。
年越し蕎麦がインスタントなんて横着な時代になってしまったが、『からしあげ』は一年に一度の伝統行事として代々受継ぎたいものだ。
ちなみに年越し蕎麦の歴史は意外に浅いらしい。
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