飲み屋まで歩いて向かう為に、家の近くの車が通れない細い路地を歩いている時だった。
曲がり角を曲がるとそこに黒と白の塊があった。
薄暗くなっていたので一瞬何だか分からなかった。
白い方はペルシャが混じった感じの毛の長い猫
黒い方は相変わらず黒い塊だったが間違いなく黒猫
奴らは道のど真ん中で冷えたアスファルトの上で淫事に及んでいた。
『おまえらこの時期は炬燵で丸くなってる動物だろ?』
奴ら体はそのままの体勢で顔だけ上げてこっちを見た。
しかも2匹同時に『あっ・・・』って顔して。
ひとしきりの睨み合いの後、奴らは舞うように塀の向こうへ消えて行った。
何で俺が『あ、すみません』みたいな気まずさを感じなきゃいけないんだ?
そう考えたら一気に飲みのテンションがダウンした。
あぁ・・・
あの4つの眼光が頭ん中に焼き付いてる↓
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