20フィートコンテナの壁に覚醒剤を詰め込んでも、水煮筍の1斗缶の底にヘロインを押し込んでも、モーターボートの船底にライフルを忍ばせても、ヴィトンの財布やプラダの鞄のコピーを精巧に作っても、税関は見事にそれを見つけ出す。目に見えて、犬が嗅ぎつけて、X線に映って、瞬時に黒だと判断が付くから話は早い。
数え切れない品目と多種多様な薬品が入り乱れる輸入食品は水際の対応なんてとても追いつかない。
目に見えず、犬に嗅がせるわけにもいかず、禁止薬物を全て検査してればそのうちに品質は劣化する。
しかも、健康被害を及ぼさない許容量なんてものがあるからグレーゾーンも存在する。複雑。
ピザのメラミンが健康被害を及ぼさなくても、未だ人知れずメラミンが混入している食品が潜伏していれば、合せ技一本!を取られる可能性だってある。それでも中国製食品の輸入一時禁止の措置は採られない。BSE問題で米国産牛肉を輸入禁止にできたのに、今回の一連の騒動ではそれが出来ない。
それだけ日本の食卓は中国に支えられているということだ。
これまでの日本の食は中国様々だったのだ。
後戻りは出来ない。
でも前にも進めない。
飽食の時代を謳歌してきたツケが廻ってきた。
今日も様々な輸入食品が食卓を彩っている。
そして、問題を抱えたままずっと続いていく。
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